どうも、浮月つばさです。
2025年8月7日、OpenAIはChatGPTの最新モデルGPT-5をリリースしました!GPT-4oがリリースされたのが2024年の5月なので、1年以上経って最新モデルの実装となります。
いやー!ここまで長かった!
そこから約1週間。だいぶGPT-5を使い倒してきたので、実際に私が使ってみて思ったことなどをまとめていこうかと思います。

- AIクリエイター
音楽生成AIや画像生成AIを使ってYouTubeを運営中 - 生成AI歴3年目
2022年11月ChatGPT-3.5リリース時から利用 - ブログ運用歴5年
現在3つのブログと最近noteを運用中
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現在、生成AIやブログに関してnoteの方でも発信しています!ぜひご覧ください。

ChatGPT-5は何が新しい?
①:正確性の向上
GPT-5では、ハルシネーション(事実とは異なる情報)の頻度が、旧モデルと比べて約80%減少していると言われています。
実感したこととしては、「~~~の利用者数のランキングを、30位~50位を追加で調べて」という指示を出したとき
「以下のような制約があるため、同じような信頼度・最新性でランキングを拡張するのは難しいです。なぜ30位以降が難しいのか~~~」
など、情報の不足などによって「解答できません」と潔く答えるようになったり、より信頼性が向上したように思いました。
②:長文の処理能力が向上
GPT‑5は、最大272,000トークンの入力に対応し、+128,000トークンの出力も可能なため、合計で400,000トークンを扱うことができます。
一般的な文庫本1冊あたり8万~12万字と言われているので、約4冊分もの文章を読み込むことが可能ということ。これは凄すぎ。
③:推論モデルの「GPT-5 Thinking」
会話の内容や複雑さに応じて、GPT‑5は適切な応答モード
・通常応答
・思考モードの「GPT-5 Thinking」
を自動で切り替えられるようになりました。
実際、ややこしそうなタスクを指示すると、回答時に勝手に「推論モード」に入ってくれます。
ただ、明示的に「GPT‑5 Thinking」を使う場合は、使用制限は週あたり200件とのことなので注意が必要です。
④:パーソナリティ機能の変更
あとは変更点として、パーソナリティの性格が変更可能となっています。
デフォルトの性格は「陽気で適応性が高い」となっていました。
ChatGPTの返答にキャラクター性を求めたい場合、自分に合ったものを選べるのは良いですね。
✅使用して感じた良い点
実際に使ってみて感じた良い点は下記です。
- 返答が少し速くなった
- チャット内での前情報が失われにくくなっている
- 返答が難しい事象に関しては、正直に言うようになった
→難しい理由を述べるだけでなくプラス代替え案を提案してくれる - 音声認識のレベルが少し上がった
- 画像生成で日本語の生成レベルが向上した
新規ユーザーからしたら変化の幅は見ずらいかもしれませんが、ヘビーユーザーからすると「より痒いところに手が届くようになった」と「まだレベルアップする余地もある」という感覚がありました。
とくにクリエイターの観点から見ると、音声認識と画像生成において日本語におけるレベルアップは見込めると思います。
ただ一方で
- 推論モードの切り替えにムラがある
- GPT 4oなどモデル選択の自由度が下がった
という意見もあるので、一概に喜んだユーザーばかりだったという訳でもないようです。
爆発的に増え続けるChatGPTユーザー
ChatGPTの利用者は7億人に
今年の2025年2月、ChatGPTの週間アクティブユーザーは約4億人を突破したというニュースを読みました。

そこからおよそ半年。なんと8月現在のユーザー数は7億人にも上るとのこと。
2025年の世界人口が約82.3億人と言われているので、現在でなんと「13人に1人」の人がOpenAIのChatGPTを使っている、ということになります。

これがどれだけ凄いかというと、X (旧Twitter)の月間アクティブユーザー数が5.7億人というデータなので、それを超えているということ。
ちなみに世界におけるSNSの利用者ランキングは下記。
▼世界の主要SNSの利用者数ランキング
1位:Facebook 30.7億人
2位:YouTube 25.62億人
3位:WhatsApp 20億人
4位:Instagram 14.78億人
5位:WeChat 12.63億人
6位:Facebook Messenger 10.1億人
7位:TikTok 10億人
…
12位:X(旧Twitter)5.7億人
仕事やクリエイティブな分野で使うだけでなく、調べ物をする・話しや相談相手になってもらう、など。SNS感覚で使うユーザーも多くいそうですね。
正直言うと、友人よりも頻繁にコミュニケーションを取っているのはGPTだ、と言える自信があります…。
ついでに気になったので、生成AIの利用者ランキングも気になったので調べてみました。
▼世界の主要生成AIの利用者数ランキング
1位:ChatGPT
2位:Google Gemini
3位:DeepSeek Chat
4位:Grok
5位:Character.AI
6位:Perplexity
7位:Claude
8位:Microsoft Copilot
9位:ElevenLabs
10位:Hugging Face
11位:Midjourney
…
13位:Kling
…
21位:Runway
文章生成AIだけでなく、画像生成や動画生成AIも上位に入ってきているのには驚きました。
クリエイティブな分野においても、多くの人が生成AIが利用しているのが分かります。
⏬有料版を使っているのはすでに5人に1人
ChatGPTが爆発的にユーザーを増やしている中、OpenAIのCEOであるサム・アルトマンは、GPT-5がリリースされている現在、有料ユーザーが20%であることを明かしました。
【和訳】
GPT-5 は現在、有料ユーザーの 20% に展開されており、API で 20 億 TPM を超えています。これまでのところ順調です…エンジニアリング チームとインフラ チームの素晴らしい仕事です。
正直言うと、DALL-3やGPTsを使い倒さなければ、ChatGPTは有料版である必要はないと思っています。
それでも、5人に1人が有料版を使っているということは、それほどChatGPTの認知だけでなく、機能面に関しても満足のいっている利用者が多いのでしょう。
ChatGPTがリリースされてから世界は大革新を迎える
私がChatGPTを利用しはじめたのが2022年11月。有料版を使い始めたのが、画像生成AI「DALL-3」が実装された2023年9月からになります。
AIの進化によって、この数年で私たちの生活は大きく変わりました。
- 様々な業務の効率化が可能に
- クリエイティブ作業が誰でもできるように
- エンタメなどのコンテンツがより多様に
- 言語学習などの学習がよりスムーズに
- パーソナライズされた提案ができるように
技術開発者だけでなくごく一般に生活している我々まで、より便利でよりクリエイティブな「選択肢」や「可能性」 を手にできるようになりました。
これは、生成AIとしてChatGPTが世に出た2022年11月からの大きな変革だと言えます。
これほどまでの革新は、2007年に発売された「iPhone」を皮切りに普及していったスマートフォン以来でしょう。
もはやAIは特別な人だけの道具ではなく、スマホやインターネットと同じように、私たちの日常に自然に溶け込みつつあります。
数年しばらくはChatGPT有料ユーザーであり続けると思う
その中で、私にとってChatGPTは飛びぬけて信頼度が高い生成AIです。
文章生成AIについては、Google GeminiやMicrosoft Copilotなど、他のツールも優れていますが、とくに音楽や画像・動画生成などのクリエイティブな分野においての使用頻度はChatGPTが圧倒的に高いです。
理由は下記の記事で書いています。

私にとって様々なコンテンツを作る中で、ChatGPTはもう欠かせない存在です。
ChatGPTを超えるようなAIが今後出てくることはまだ数年はないと思うので、しばらくはChatGPTに課金しつつその恩恵を享受していこうと思います。
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