どうも、浮月つばさです。
今回は音楽生成AIのSuno AIについて語ってみたいと思います。
音楽生成AIについて気になる方、知ってみたい方などの参考になれば幸いです!

- AIクリエイター
音楽生成AIや画像生成AIを使ってYouTubeを運営中 - 生成AI歴3年目
2022年11月ChatGPT-3.5リリース時から利用 - ブログ運用歴5年
現在3つのブログと最近noteを運用中
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現在、生成AIやブログに関してnoteの方でも発信しています!ぜひご覧ください。

Suno AIを知ったきっかけ

私が初めてSuno AIを知ったのが2024年の5~6月頃で、リリースされた2023年12月20日からと、そう経っていない時でした。
元々学生時代から、アイドルからバンドなど、曲を聴いたりライブに行ったり。アニメのキャラソンを聴いたりするのが好きで。
2024年頃に、趣味でTikTokで音楽系のアカウントを運用していて。
参考に、昔聴いていた曲(J-POPやJ-ROCK、アニソンなど)から流行っている曲などを聴いていました。
そろそろフォロワーが3万人に届くぐらいという頃
「どうせなら自分でも曲作ったりできないかな?」と、ふと思ったんです。
そこで、ChatGPTを皮切りにAIが発展し始めていたときだったので
「まさかAIで音楽を作れたりしないよな…」
ってたまたま調べてみたら、TikTokでSuno AIで作った楽曲を発信しているアカウントさんがありました。
まじかー!!!すごっ!!!と衝撃を受けたのを今でも覚えています。
そこで早速、月額 10$くらいプランに入って使い始めました。
2024年にSuno AIを使ってたときは
2024年当初は、どんなプロンプトを書いていいかもわからず、サビの部分が変な場所になってしまったり、日本語がうまく発音できていなかったりと
自分自身がまだまだスキル不足で、満足な創作をすることができませんでした。
あとは歌っているAIの音声がまだまだ電子感があったり。それに加え、日本語の発音が難しく、思い通りに歌ってくれないこともしばしば。
実際に、洋楽ポップス・J-POP・J-ROCK・K-POPなどいくつかのジャンルの曲を作ってみたところ
洋楽ポップスは英語が滑らかな発音ができているな~と思いましたが、日本語に関してはただ単調に歌っているっていう感じでした。
月額プランに入り2~3ヵ月使ってみて、最初の感動以上に関心を惹かれることがほとんどなくて、それで退会してしまいました。
2025年7月に再びSuno AIに感動する
たまたまYouTubeを見ていたときに、1年前とは比べものにならないくらいに進化した生成AIで作られた音楽と動画の作品を見てしまい、衝撃を受けました。
1年前には、動画生成AIのSoraが出るのはいつか?いつだ?と騒がれているぐらいだったのに。
たった1年で技術ってここまで進歩するんか!?と。AI恐ろしすぎる。
そのときのYouTube動画で見た中で猛烈に驚いたのは
音楽や音声に合わせて、動画の人物やキャラクターの口が動く『リップシンク』でした。
Suno AIで作った音源に合わせて、動画生成AIで人物の口を動かして歌わせる。こんなことができるなんて、考えもしませんでした…!
ダメだ凄すぎる。曲も完成度が高い。自分も使ってみたい!!と激しい衝動に駆られて、1年ぶりにSuno AIを契約。
そこから毎日曲を作り続けています。
Suno AI v4.5+の表現力がエグすぎる
Suno AIの月額プランにすることで、商用利用が可能になり、最新機能・最新バージョンへのアクセスもできます。
2025年8月の現在では、v4.5+が最新バージョンになります。

私が使っていた2024年5~6月から約1年のあいだのことは全く知らないので。どのような進化をしていったのかは実体験を語ることはできませんが。
この1年の間に、何十倍もの技術がレベルアップしていることは日々感じています!
v4.5+のバージョンでは、プロンプトの工夫次第で下記の様に曲の印象を変えることができます。
- 歌詞(自作の歌詞でもOK。自動生成もできる。ボーカル無の曲も作れる)
- 曲調(ロック・ポップス・バラード・ヘビメタ・クラシック・ジャズなど)
- 曲の印象(夏の海辺・クリスマス・桜の季節など)
- 歌い手の声質(性別・声の高低・かすれ声・アニメ声など)
- 歌い手の人数(何人・何人以上・デュエットなど)
- 曲の構成(メタタグを使うことで、イントロやサビなど構成を指定可能)
- 曲のテンポ(BPMが85→ゆっくりめのテンポ・BMPが120→アップテンポなど)
- 楽器を指定(アコースティックギター・ピアノ・
シンセサイザーなど)
※BPMとは、通常「Beats Per Minute」の略で、1分間の拍数を表す単位です。音楽では、BPMは曲のテンポを表します。
これらを『Style』の部分にプロンプトとして入力することで、自分が作りたいと思っている曲に近づけることが可能に!!!
ピアノやギターなど、様々な楽器による曲のバリエーションの多さや表現力の向上。
日本語の発音、歌い方の強弱、息遣い、ビブラート、複数の歌い手によるハーモニーなど。
もうこれ人間が作ったものと判別するのムリじゃ…?というレベルまできていると思います。
そして凄いのが曲の出来だけでなく機能面も!!
- 『Remix』機能を使って曲の長さを伸ばしたり、リマスターの曲を作ることが可能
- 『Personas』機能を使ってボーカルのスタイルを保存して再利用可能
- 『Steams』機能を使ってボーカルのみの音声と・Instrumental(ボーカル無)の音声をダウンロード可能
- 自分の音声や曲をアップロードしてアレンジ可能
- 『Editor』機能を使って曲の一部分を編曲可能(イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ・アウトロなど)
これヤバくないですか?
楽曲作ってみて気に入ったけど、ちょっとだけ変えたいんだよね…とか
自分の楽曲でカラオケ作りたい!とか、そんなことも可能なわけです。
実際にSuno AI v4.5+で作った楽曲
下記は実際に私がSuno AIを使って創作した楽曲です。
▼J-ROCK調(女性ソロ・バンドサウンド・マイナーキー・幻想的なオルタナティブロックなどを指定)
▼J-POPバラード調(女性ソロ・バンドサウンド・ピアノとシンセ・マイナーキーなどを指定)
▼J-POP調(5人組のアイドル・各男性の声の特徴・曲のイメージ(友情・挑戦)などを指定)
▼J-POP調(5人組のアイドル・各男性の声の特徴・ロマンチックな夏のJ-POP・波とそよ風のイメージなどを指定)
2025年8月16日の時点で、YouTubeで投稿した動画は13本になるのですが、Suno AIではまだまだ作ったまま投稿していない楽曲があるので、今後も随時出していこうと思っています。
創作したジャンルは個人的な好みから
- 5人組の男性アイドルグループ
- 女性ソロのロック
- 女性ソロのポップス
- 男性ソロが歌うアニソン
- 洋楽ポップス
が多くなっています。
今後様々なジャンルにチャレンジしていきたいですね。
Suno AI v4.5+で気になる点
実際作ってみての感想ですが、凄すぎる点はこれまで上記で述べてきたので割愛しまして。
私が何曲も作ってきた中で気になる点をまとめていきたいと思います。
- 曲の最後に指定していないコーラスが入っている
- 『Editor』機能の曲の一部分を編曲できるが、曲の繋ぎの部分の編集がしずらい
- メタタグを利用しても、曲構成でどの部分をどの声質の歌い手に歌わせるなどの指定が難しい
現在気になるところはこんな感じ。
正直、動画編集ソフトなどを用いれば自前で改善できる点も多いです。
しかし、歌い手が複数のときに、どのフレーズを誰が歌うかをきっちり決めれないのは、まだまだ改善の余地があるな、と感じました。
現段階では、実際に作ってみた後で分かるって感じです。
ほぼ運(ガチャ)要素。
でも、これが改善できればもうSuno AIに非の打ち所がないというか。音楽生成AIとして神の領域と言っていいと思います。
現在、私は5人組のアイドルグループで、曲に合わせたMVを制作しているのですが、創作した楽曲を実際に聞いて、フレーズごとに歌っているメンバーを耳で判断してパート割りしています。
これが大変なのなんなのって…。マジで大変です。ほんとに。(絶対音感とかあったら楽にできたのだろうか…)
いくら聴いていて好きな楽曲でも、曲やフレーズごとに微妙な違いを聴きとって割り振りする作業は骨が折れます。
これができるようになったらマジで狂喜乱舞します。お願いします(切実)
まとめ
という感じで、今回は音楽生成できるSuno AIについて語ってみました。
文章生成→画像生成→音声生成→音楽生成→動画生成
2022年の11月にリリースされたChatGPT-3.5を皮切りに、生成AIはこれまでとてつもないスピードで進化し続けています。
生成AIを使える端末があれば、誰でも気軽にコンテンツを作れる。
たった3年でここまで世界が進化することを、誰が予想していたことでしょう。
私も様々なコンテンツを作りながら、毎日ワクワクしながら過ごしています!
Suno AIに関しては、音楽好きの方におすすめしたい生成AIです。

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