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【実録】DistroKid配信開始からわずか2カ月で垢バンされた話|SoundOnとTuneCoreへ移行準備

2025年の8月頃から音楽生成AI『Suno』を本格的に使い出した、AIクリエイターの浮月つばさです。

2026年の3月中旬に音楽配信サービス『DistroKid』に登録をし、SpotifyやApple Musicなどで楽曲配信を始めてから約2カ月。

ある日、DistroKidのサイトを開くと「あれ?いつまでも予約した曲がリリースされないな?」ということ気づきました。……そう垢バンです。

本記事では、この垢バンされた原因を考察し、今後どのように対応したかまでを記録したいと思います。

  • DistroKidを同じような場面に遭遇した
  • AIを使った音楽生成で収益化を考えている

こんな方の参考になれば幸いです。

 

本記事を書いているのは
浮月つばさ
  • AI音楽クリエイター
    SunoAIやChatGPTを使ってAI音楽や映像を作ってます
  • 生成AI歴3年目以上
    2022年11月ChatGPT-3.5リリース時から利用
  • ブログ運用歴5年
    現在3つのブログと最近noteを運用中
    ※記事内の不明な点・質問などは、XのDMやお問い合わせにて気軽に聞いてください!

現在、生成AIやブログに関してnoteの方でも発信しています!ぜひご覧ください。

目次

順調な滑り出しの2カ月だったが…

DistroKidでの配信を始めてから最初の1カ月は、かなり順調だったと思います。

Sunoで作った楽曲をジャケット付きでアップロードし、SpotifyやApple Musicに並んでいくのを見るのは純粋に楽しかったです。

多くはないですが、下記のようにSpotifyでも再生回数が伸び始めていました。

また、下記のようにわずかですが、開始初月(半月くらい)で収益も発生。

内訳としては、「Apple Music」と「iTunes」と「YouTube」がほとんど。

「これ、AI音楽でも普通にいけるかもしれない…!」そんな手応えすら感じていました。

1週間以上経っても配信されない…

DistroKidで配信スタートしてから2カ月が経過した頃、ある日から明らかに様子がおかしくなります。

普段なら1〜2日ほどで各ストアへ反映されていた楽曲が、1週間以上経っても「Processing(処理中)」のまま。

最初は「GWだから遅いのかな?」「審査が混んでる?」くらいに思っていました。ですが、待っても待ってもリリースされません。

そして、その頃から“いつもとは違う挙動”が。

通常時と違う挙動2つ

①:Spotify for Artistのサイトにアクセスしずらくなった

DistroKidからSpotify for Artistのサイトにアクセスする際、以前ならば下記のような画面で、各アーティストごと選択することができましたが

通常画面

下記のような画面に。

アクセスしずらくなった画面

上記の「(こちら)」のリンクをクリックすれば、実際にSpotify for Artistのサイトに飛ぶことができるのですが、通常画面とは違う表示に戸惑ってしまいました。

今思えば、これが垢バン前の最初の警告だったのかな?と。

②:予約投稿した曲が1週間以上処理中のまま

シングル曲なら通常「DistroKidに曲をアップロード→DistroKidで処理完了→配信先に送信」までに半日~2日以内で済むところ

通常時の処理完了画面

今回異変を感じたときは、下記のように1週間以上「Processing(黄色マーク)」処理中のままでした。

1週間以上処理中のまま

 

検索してみて似た事例が…これがおそらく「垢バン」

同じような事例がないか XやGoogleで調べてみたところ、多くの方が似た事例にあったことがあるとのこと。

そして、この問題に関して改善する見込みがほぼ100%ないそう。

いわゆる「垢バン」です。

今後「DistroKidで曲を配信することはできない」ということです。

そんな…2カ月前に年額払ったばかりなのに…。正直かなり落ち込みました。

原因は「1度に大量アップロード」

今回の件で、個人的に最大の原因だと思っているのが「とにかく短期間で投稿しすぎた」ということ。

収益化することを焦って「毎日投稿すれば伸びるのでは?」と思い

  • 複数アーティスト(10名以上)
  • 一気に予約投稿(多いときは10曲以上)
  • 毎日アップロード

をかなり高頻度で行っていました。

今思うとかなりヤバイアカウントですね…

実際にDistroKidで垢バンされた人達は、今回の私と似た状況かと思います。

ですが、音楽配信サービス側からすると、「急に大量のAI楽曲をアップする新規アカウント」は、かなり怪しく見えるはず。

 

特に最近は、生成AIで作曲する人が圧倒的に増えていて、下記のような事件もあったということで。

  • AIスパム対策
  • 著作権問題
  • 低品質量産対策
  • ボット対策

が強化されて、以前より審査が遥かに厳しくなっているとのこと。

今後生成AIで配信していきたい方は、十分注意してアップロードしていってほしいです。

 

実際の”安全ライン”はかなり低そう

今回の失敗を機に色々調べた結果、他配信サービスごとの上限・安全ラインは以下が現実的のようです。

スクロールできます
サービス公式上限実質安全ラインAI量産耐性コメント
DistroKid無制限月20〜40曲程度低下中最近かなり厳しい
TuneCore実質無制限月15〜30曲中〜高本命向き
SoundOn月20曲前後月10〜15曲TikTok特化
RouteNote無制限月30〜80曲Lo-fi最強
Too Lost実質無制限月20〜40曲中〜高AI勢多い
Amuse非公開月10〜20曲安全寄り
Ditto Music無制限月15〜30曲BAN報告あり
ONErpm非公開月10〜20曲低〜中審査厳しめ

DistroKidも無制限といいながら、上限はあるかと思われます。(それを見越して高い年額を払ったワケなんですがね…泣)

もちろん公式に公開されている数字ではありません。ただ、AI音楽勢の報告を見る限り、かなり現実的に近い感覚でのようです。

今後のAI音楽で気を付けていくべきこと

今回の件で学んだのは、「AI音楽は“量”だけで押す時代ではなくなった」ということ。

  • 投稿頻度を抑える
  • アーティストごとに世界観を分ける
  • SNSと連携する
  • ジャケットやMVも含めてブランド化する
  • Spotify上での実在感を作る

などの工夫が必要です。単なる“AI量産アカウント”に見えた瞬間、かなり危険です。

今後、私も十分に注意しながら配信を続けていきたいと思います。

次のステップ…他配信サービスへ移行

今回この垢バンで、2週間くらいショックでやる気がでませんでしたが、なんとか気を持ち直してきました。

ということで、現在「SoundOn」と「TuneCore」の新たなディストリビューター(配信代行サービス)を使って、DistroKidから既存楽曲の移行を準備しています。

既存曲の移行 ⇒ DistroKidから各種配信サービス(SpotifyやApple Musicなど)にリリースされた曲やプロフィールが残っているので、そのデータを使って引き継ぐことができます!

よって、DistroKidにアップロードした曲はまだ削除せずに、新配信サービスで引き継ぐまでそのまま残しておきましょう!!

 

実際に、TuneCoreで既存楽曲の移行を試していますが、とりあえず1曲、5/30には配信予約が確定しました。

↓↓↓

アップロードから約半日で審査が完了していました!思ったより速い!!

TuneCore」さんの入力の画面は丁寧でわかりやすかったです。あまり悩まずにスラスラと入力できました。

移行方法は意外と簡単だった

やり方は意外とシンプルで、「SoundOn」や「TuneCore」などの新ディストリビューターで楽曲をアップロードする際に

DistroKidで配信した楽曲で発行された下記の情報

  • UPCの数字(12桁)
  • ISRCの文字と数字(12桁)
  • リリース日

を入力し、「以前にリリースしましたか?」→「はい」を選択するだけ。

「SoundOn」は入力画面が一カ所におさまっていて分かりやすかったです!
「TuneCore」は入力箇所が3か所に分かれているので、慣れるまでは見落としに注意ですね。

移行後の流れ

まだ私は移行途中なので、調べてみたところ。

新ディストリビューターでアップロード後は

  • 審査中
  • 承認済み
  • 配信済み
  • Live

と進んでいきます。

そして、「新ディストリビューター側がLiveになった」→「 DistroKid側を削除」という流れで良いとのこと。

正常に移行できたかどうかは、確認でき次第本記事で追記したいと思います。

 

DistroKid年会費更新まであと10か月

年会費登録からたった2カ月で垢バンしたので、次年度更新まであと10か月の猶予が残っています。

DistroKidの既存曲は残しておいて「SoundOn」や「TuneCore」に焦らずに移行してこうかなと。

実はDistroKidでは18名分のアーティスト分の楽曲をアップロードしていたので、そのアーティスト数もちょっと整理しつつ…。

ある程度落ち着いたらTikTokやYouTubeなどを使って、良い楽曲を発信していきたいなと思います。

 

最後に

AI音楽で収益化するには配信代行サービス(ディストリビューター)に依存してしまうのが必須。

今後審査基準などが厳格化していくことも考えると、「数打てば当たる!」は危険な考え方なんだと、今回痛感しました。

もう同じ失敗は繰り返さないように、着実に積み上げていきたいと思います。

だってAI音楽で収益化…。音楽好きからしたら、趣味の延長でしかも稼げるかもなんて最高ですやん。

今回ちょっと心折れかけましたが、乗り切ってなんとか安定して収益化できるようになるまで頑張ります。

 

今後は、「Suno」での作曲方法、「SoundOn」や「TuneCore」でのアップロード方法、生成AIを使ったジャケット写真の作り方の記事なども発信していこうと思います。

また、垢バンなったDistroKidで今後収益が発生するのか、や。他ディストリビューターでの収益などの経過もまとめていことかと。

「AI音楽で収益化をしたい!」という方の参考になる記事を書いていきたいと思うので、今後もぜひブログのほうにお立ち寄りください。

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